デベロッパーToolKitは、経験のあるウェブ開発者を対象に開発されたモジュールで、NETXPOSURE 5リポジトリに保管されている様々なファイルデータを利用したウェブアプリケーションを構築することや、外部システムへデータのPUSHまたは外部システムからデータを取り入れるカスタムプロセスを作成するためのフレームワークテクノロジーです。デベロッパToolKitは、簡易レベルのウェブサービスAPIと、より高度なIP−インターフェイスフレームワークという2つの部分から構成されています。
WEB SERVICES API
NETXPOSURE 5のウェブサービスはAPIを完全な形でデリバリーするので、いかなる外部システムからもこのアプリケーションをリモートコントロールをすることが可能になります。API自体はApacheのAxisウェブサービスをもとに作成されているので、標準的な形式に準拠しており、Javaや.NETと利用することが可能です。ウェブサービスAPIはhttpを介したSOAP-RPCを提供するもので、書類、サンプルコード、Javaラッパーコードを含みます。
これにより、SOAPやWSDLといった標準的なウェブサービスプロトコルによってコミュ二ケートすることができるシステムであれば、NETXPOSURE 5のリポジトリに直接コネクトし、外部からNETXPOSURE 5アプリケーションを利用することが可能になります。ウェブインターフェイスを使用して、マニュアルにアクセスできる操作のほとんどは、ウェブサービスを使って自動化することができます。
この機能を利用することのメリットとして、例えばある製造業者が製品画像の管理にNETXPOSURE 5を導入し、この管理されている製品画像をEコマースサイトにも利用している場合、ウェブサービスを介してNETXPOSURE 5に統合することにより、レギュラー、サムネイル、ズームといった様々なサイズの製品画像を、Eコマースサイトの方で自動的に取得するができます。また、オートタスク機能とWEBサービスAPIを利用する事で、オリジナルファイルをE-コマースサイト用に変換し、それをサイト用のimagesフォルダへ移動するという一連の作業を自動化することも可能です。
ウェブサービスAPIにはオートディスカバリーのためのスタンダードなWSDLインターフェイスとJavaラッパーが含まれているので、開発者はウェブサービスプロトコルについて新たなトレーニングを必要としません。JavaラッパーはIPClientを使ったウェブサービスへのアクセスを提供し、各メソッドがすべてのSOAPメッセージングと認証プロセスの処理を行える仕様になっています。

IP-Interface is a massively scalable interface, encapsulating an underlying SOA architecture and providing a sophisticated caching system.
IP-INTERFACE FRAMEWORK
IP−インターフェイスフレームワーク(NETXPOSURE 5インターフェイス)は、NETXPOSURE 5で管理しているデータやアセットを遠隔にあるウェブアプリケーションに提供するためのコンポーネントです。IP–インターフェイスによって、リポジトリやメタデータを別のコンテンツ管理システム(CMS)として活用することにより、NETXPOSURE 5システムへの投資をさらなる有効利用へと拡張することができるのです。
NETXPOSURE 5で保管されているファイルを企業ウェブサイトや会社のイントラネットに利用したり、IP–インターフェイスをカスタムEコマースアプリケーションの構築に利用し、NETXPOSURE 5で製品画像ファイルとデータの管理を行うといったビジネスフローも可能です。また、IP–インターフェイスとNETXPOSURE 5を用いてタッチパネル等のキオスク端末のコンテンツ操作を行うなど、さまざまな目的、用途にあわせてこのモジュールを活用することができます。
IP–インターフェイスはウェブサービスの上に位置づけられ、アプリケーションの実装をさらにシンプル化、効率化するためのフレームワークです。 IP–インターフェイスはJava Web Application (JAR) として配布されますので、ユーザのニーズに合わせて容易にカスタマイズすることができ、すべての機能は直ちに利用できるカスタムJSPタグにカプセル化されています。
IP–インターフェイスを利用するために新たなデータベースを設定する必要はありません。IP–インターフェイスにはいろいろなメモリストレージやキャッシングシステムが含まれており、必要となるウェブサービスコールの削減を図っています。すべてのIP–インターフェイスのデータは、一連のオブジェクトキャッシュを使ってメモリーだけにストアする仕様になります。
キャッシングは重要な要素の一つで、快適な処理速度を保つためには欠かせない要素です。また、 IP–インターフェイスとNETXPOSURE 5のリクエストは1対1の関係ではないため、IP–インターフェイスがNETXPOSURE 5にリクエストをかけすぎないようにすることで、さらにシステムの安定化を図っています。IP–インターフェイスからNETXPOSURE 5へリクエストできる数は、IP–インターフェイス側で定時に行われる更新作業によってIP–インターフェイス側で受けたリクエストの数に関わらず制限されるようになっています。このIP–インターフェイスを基盤に利用することで、拡張性、信頼性に優れたカスタムアプリケーションを迅速に構築し、NETXPOSURE 5で管理されているファイルやデータの有効利用を実現することができます。
